2025 年77万人不足 「介護人材と介護の質」を確保するには

いつもご覧頂き有難う御座います。
本日は 段階の世代が介護を必要とする2025年に向けて、現在の問題点である「人材不足」「不安定な介護の質」を安定的に確保するための道筋を示す検討会の中間報告が公表されていたので、ポイントをかい摘まんで投稿します。
これは介護従事者のみならず、現在介護を受けているご家族様にとっても大切な内容が書かれています。

それはなぜか??
理由は「現在の介護業界の問題点が書かれている」からです。現在の問題点を踏まえ2025年に向け下記のような方向性が示されていますので一読されては如何でしょうか。

2025 年に向けた介護人材の確保 ~量と質の好循環の確立に向けて~

(1) 持続的な人材確保サイクルの確立
人材の量的確保と質的確保を両輪として、介護人材の「量」と「質」の好循環を進めるという視点に立ち、その上で、「参入促進」「労働環境・処遇の改善」「資質の向上」という3つのアプローチによる総合的な政策対応を図る。

(2) 介護人材の構造転換(「まんじゅう型」から「富士山型」へ)
若年者人口の減少、介護ニーズの高度化・多様化等、現在の介護人材にかかる課題を踏まえ、次の5つの「目指すべき姿」を見据え、介護人材について、現行の「まんじゅう型」から「富士山型」への構造転換を図ることが必要である。その際、対象とする人材のセグメント(層)に応じた、きめ細やかな方策を講じることが必要である。

① 「すそ野を拡げる」~人材のすそ野の拡大を進め、多様な人材の参入促進を図る~
② 「道を作る」~意欲や能力や役割分担に応じたキャリアパスを構築する~
③ 「長く歩み続ける」~いったん介護の仕事についた者の定着促進を図る~
④ 「山を高くする」~専門性の明確化・高度化で、継続的な質の向上を促す~
⑤ 「標高を定める」~限られた人材を有効活用するため、機能分化を進める~

介護人材の構造転換

 

(3) 地域の全ての関係主体が連携し、介護人材を育む体制の整備
政策対応に当たっては、介護事業者をはじめ、都道府県など地域の関係者の適切な役割分担のもとに、連携して取組を進めていく体制を構築することが重要である。

(4) 中長期的視点に立った計画の策定
2025(平成37)年を介護人材確保にかかる当面の目標年次とした上で、今後、戦略的に政策展開を図るために、定量的な目標を定め、時間軸に沿った対策を、計画的に講じていくことが必要である。

さらに詳しい情報はこちらをご覧ください。

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