介護サービス利用中の方へ
- ケアプランに基づいたサービスの内容・良質なケアが適切に行われているか、記録に基づいて検証を行います
- 寝たきりや、認知症になっても尊厳を持った生活を継続できるように、生活・ケア状況など知る権利をサポートします
- 入所されてからも、ご家族の積極的な係わり合いをサポートします
特に施設でサービス提供を行っている「入所」「ショートステイ」について重点を置き作成しています
『当てはまるかセルフチェックをしてみて下さい』
☆施設に全て任せて、ほとんど面会に行っていない(行けない)
☆ケアプランは任せっきりで同意サインだけしている
☆ケアプランの実施内容を口頭のみで、書面では確認していない
☆担当介護職員の顔と名前が思い出せない(担当者制を設けているケースが多い)
☆施設との連絡は相談員のみとしか行っていない
ご存知でしたか? 「じつは入所してからのほうが大変」な事実を
「入所するよりも入所してからのほうが大変」なぜ? 意外と思う方が多いのも無理はありません。
苦労をしながら施設を選び、長い順番を待ってやっと入所して一安心と肩をなで下ろしている方もおられるのではないでしょうか。でもちょっと待ってください、 ご存知ですか?「入所するよりも入所してからのほうが大変」 な事実を
何で?と疑問をもたれる方も多いことだと思います、それではいくつか例を挙げてみます。
- 生活のほぼ全てが施設内で完結するため第三者の目が少ない
- 閉鎖された空間であることが多く内部が見えずらい
- ケアプランの策定からケア実施、実施記録まで全て内部で完結するため評価が難しい
- 入居者の意見が外に出ずらく、出ても受け入れてもらえずらい(認知症だからなどを理由に)
- 虐待が起こりやすい環境にあるが、発見・報告するのも内部発信なので発覚しずらい
挙げればきりがなく、こういった点の対策が出来ている施設、出来ていない施設など運営側の見極めも大切ですが、そこで働く職員が仕事にプライドを持ちプロの行動、知識があるかも大変重要な視点です。
ではどうしたら良いのか、簡単な対応策を少し挙げてみます。
- 定期的に面会に行く(親族で交代など)
- 介護職員に話を聞きコミュニケーションをとる(相談員・ケアマネジャーだけでは不十分)
- 両親を担当している専属介護職と良好な関係を作る(担当介護職を配置していることが多い)
- ケアプランの実施結果や生活記録は、口頭だけでなく必ず書面を見せてもらう
そして一番大切なの点は「両親を大切にしている」 「ケア内容に興味を持っている」ことをアピールすることでしょうか、過度の希望は逆効果ですが
「希望はハッキリ伝える」
「契約したケアプランはしっかり実施してもらう」
ことは当然のことです。
介護職も人間です、好き嫌いはありますし苦手な利用者様もいるはずです、しかしプロとして信頼をされれば答えようとするはずです。
特に自分から意見を伝えたくても伝えられない 「寝たきり・認知症」 の方々には、家族のサポートが大変重要になります。
こんな法律をご存知ですか → 高齢者虐待防止法
どんな事が対象になっているのか? 施設面会前に予備知識として知っておくと、意外な発見があるかもしれません。