施設内での経済的虐待に当るのか?

いつもご覧頂き有難う御座います。

本日はあまり報道されない「経済的虐待?」の記事があったので取り上げてみたいと思います。

施設内での経済的虐待と聞くといまいちピンと来ないのですが、記事の結論から言うと「経済的虐待には当たらない」と施設を管轄する市から県へ報告がされています。

湯沢市のオフィシャルHP

さっそく記事の内容を確認してみたいと思います。(河北新報様より

記事に書かれている施設は、長野県湯沢市が運営している知的障害者支援施設「皆瀬更正園」内で起こった、入所者からの預り金の施設取扱いについてです。 「預り金?」と思われる方もおられるかと思いますが、障害者、高齢者向け施設においてはご本人が金銭管理が困難な状態の場合、ご本人やご家族の同意を得て、また預り金を管理する手数料などを頂き管理する場合があります。(行っていない場合もあります)

今回問題となったのは、この預り金の扱いに問題があったのではないか、その事で入所者が不利益を被る「経済的虐待(リンク先は高齢者向け)」に該当する行為があったのではないか問題視され、行政が内部調査を行ったとの事です。

なぜ問題視されたのか内容を整理してみたいと思います。

  1. 預り金から多額のお金を親族に渡していた(← 親族といっても関係性はさまざまです)
  2. 施設側が入居者全員に、通帳管理を施設側へ委任するよう促していた
  3. 施設の管理規定に、園長が支出の決定権限があるかの様な表現があった
  4. 園長印でお金の引き出しが可能であった

上記の内容が調査の結果明らかになり、2-4については是正命令が出された模様です。

この記事を読んでいる際に関連記事にも目を通していたのですが、今回の障害者支援施設「皆瀬更生園」内にて今年の1月(平成27年1月)に、「身体的虐待に関与した職員を戒告の懲戒処分」が行われた記事を見つけました。 この記事を読んでしまうと「色々と頭によぎる、何なんだろうなこの施設」と率直に感じました。

皆様はこの2つの記事を読んで、どの様に感じられましたでしょうか。

今回も閲覧頂き有難う御座いました。
今後も気になる記事がありましたら、主観を交え皆様へ発進していきたと思いますので、今後も「人となり」を宜しくお願い致します。

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