「Sアミーユ川崎幸町」に続き、複数の同系列施設でも虐待事件発覚か!

高齢者 虐待 処分転落事故(事件性を調査中)のSアミーユ同系列の「Sアミーユ横浜神大寺」でも、過去に入居者が怪我をして横浜市から改善指導を受けていた事が新たに判明したそうです。

この事案は昨年の6月に入居者女性の顔と足にアザがあることを発見した親族が、横浜市に通報した事で発覚し、Sアミーユ横浜神代寺は改善指導を受けていたとのことです。この件に関しては改善指導とのことで、事件性は問われず職員の不適切な対応と判断され指導に留まったとも受取れます。

この他には親会社の「株式会社メッセージ」が運営する老人ホームで、職員が入居者に暴力を振るい期間限定で新規受入れ停止処分を受けているとも報道がされています。

今回たて続けに報道されている理由の一つとして考えられるのは、メディアが転落事故を発端に同社を集中的に調べた結果だと思われます。 行政が管理監督している事業者については、処分が行われると公表される事が定められているため、誰でも調べようと思えば調べらますが、注目されなければほとんど人の目にも触れず、そのままひっそりと処理されていた過去があります。

家族側でも入所する前に虐待などがあるかも知れないと考え、会社の経営状況だけでなく過去の行政処分歴なども調べると良いとは思いますが、ここまで細かい知識があるご家族の方が少ないのが現状だと思われます。 また「介護職はみんな優しくて、虐待など行うはずがない」といった固定観念も疑わない理由の一つに上げられます。確かに優しい方がたくさん従事されている業界だとは思いますが、介護保険制度が大きく変化しているのほ同じように、介護現場で働く人の価値観や意識も大きく変化している事も是非知っておいて下さい。

じつは今回の様な事件は昔からあり、注目されなかったり、施設内で処理され表に出ない(表に出ずらい、証拠が確認できない)ことが少なからずあったと考えています。 この点についてはこの記事を読むよりも、現職の介護職の方々へ話しを聞くのがリアリティがあり良い手段だと思います。もし知り合いに介護職がいれば、自分の耳で介護現場の実情を聞いてみる事はとても有益になるはずです。 「介護は大変」「忙しい」「認知症の人の世話は大変だから」で片付けてしまう様な職員がいる事業所は、正直あまりお勧めできません…

私どもは施設内での虐待が注目される前から、施設内で発生しうる虐待リスクや、ご家族の間違った施設選び、事業者との関わりあい方について情報発信や助言を行ってまいりました。

今回のたび重なる報道で、不安を抱えた、両親の施設は大丈夫?など抱いておりましたら、一度相談メールを頂ければ何かお力になれる事があるかもしれません。 以下は提供しているサービスの一部ですが、お役にたてる情報があれば幸いです。

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